セラミックハニカムを用いた高密度実装酸化物熱電発電モジュールの開発
研究代表者 |
大瀧 倫卓 九州大学, 総合理工学研究院, 助教授
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研究期間 (年度) |
2006
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概要 | 一次供給エネルギーの2/3 を占めると言われる廃熱エネルギーの有効利用技術として、熱電変換が期待されているが、既存の材料・モジュール製造技術ではコストが高く、競争力に乏しいのが現状である。本課題は、セラミックハニカムを利用することにより、従来の加工・組立プロセスを必要としない高密度実装酸化物熱電モジュールの高速かつ安価な新規製造法を開発するもので、低廉な酸化物熱電変換材料を活用することにより従来技術と比較してモジュール価格を一気に1/10 程度に低減可能と考えられる。具体的にはn 型材料としてZnO、p 型材料としてCo 系層状酸化物を用いた高密度実装熱電モジュールを製造し、出力密度として1W/cm3 以上を目指す。
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