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血中終末糖化産物(AGE)測定による新しい血管障害マーカーの確立

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

山岸 昌一  久留米大学, 医学部第三内科

研究期間 (年度) 2005
概要我々は、これまでに加齢や糖尿病状態で促進的に形成、蓄積される終末糖化産物(Advanced glycation end products,以下AGE)が、糖尿病血管合併症や動脈硬化症の発症、進展に関わっていることを、in vitroの培養細胞の系ならびに動物モデルの系で明らかにしてきた。その過程で多々あるAGEの中でもグリセルアルデハイドに由来するAGEが、血栓傾向や血管新生、内皮細胞障害などtoxicAGEとして作用することを見いだしてきた。しかしながら、各種病態における当該AGEの血中レベルは明らかでない。本研究では、グリセルアルデハイドに由来するAGEを特異的に認識する抗体を用いたELISA測定系を確立し、当該AGEの血中レベルが新たな血管障害マー力ーとなる可能性を検討するものである。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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