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海産線虫を用いた迅速底質毒性評価(環境生物毒性評価)キットの開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

大嶋 雄治  九州大学, 大学院農学研究院

研究期間 (年度) 2005
概要本課題では海産線虫を用いた底質に対する毒性評価キットの開発を行う。その理由は、1.沿岸底質は複数の化学物質に汚染されており生物により毒性評価を行う必要があるが、迅速・簡便・信頼性の高い評価系が存在しない。2.「海洋における廃棄物の投棄に関するロンドン条約」に基づき、日本でも港湾浚渫物の海洋投棄を行う際に底質に毒性がないことを証明する必要が出てくる予定なので、底質の毒性を評価する試験系の必要性が高まり、またその市場が出てくる。3.我々は本線虫を用いて実験室レベルで底質の毒性試験を繰り返し行った結果、本試験法は迅速簡便かつ低コストであり、感度も高く再現性があることを確認した。よって、本課題では本試験法のキット化(キットの保存性、再現性、簡便性)を検討し市販化を目指すものである。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-07-16  

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