バガス活性炭繊維のペーパー成型と浄水フィルターの開発
研究代表者 |
北岡 卓也 九州大学, 大学院農学研究院
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研究期間 (年度) |
2005
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概要 | サトウキビ製糖の副産物であるバガスの「繊維形状」に着目し、これを保持したまま活性炭化した無機活性炭繊維を用いて、紙抄きの技術でペーパー状に成型する。これにより、取り扱いが容易で二次加工性に優れ、他の機能性粉末材料も自在に複合化可能な「ペーパー活性炭」を開発する。 このペーパー活性炭は、従来の活性炭紙(活性炭粉末とパルプを混抄した紙)と全く異なり、ほぼ無機物からなるため水周りでの使用が可能である。そこで、ペーパーの多孔質構造と活性炭繊維表面のメソ孔を利用した通水性と夾雑物の吸着性の双方に優れた高機能浄水フィルターの開発を目指す。
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