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光ファイバセンサを用いたプレス金型インプロセス工具状態監視技術の試験研究

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

村上 洋  福岡県工業技術センター, 機械電子研究所生産技術課

研究期間 (年度) 2005
概要様々な工業製品の生産には、プレス加工技術が広く用いられている。このプレス加工では、被加工材を加工するためにプレス金型が使用される。この金型は、金型内の工具部分を鋼板などの製品材料に接触させて、抜き、曲げ、絞り、つぶし加工等を行い、製品形状に変形し、量産を可能にする役割を担う。このプレス金型内で使われる工具に摩耗や折損によるトラブルが発生すると、生産部品の大量不良やプレス2重打ちによる金型破損等につながり、生産への大きな阻害となる。しかし、現在、プレス加工中にリアルタイムに工具の摩耗量を監視し、トラブルを未然に防止できるシステムを備えたプレス金型は、開発されていない。そこで、光ファイバセンサを用いて工具の状態を監視し、摩耗等の異常を早期に発見することができるシステムを備えたプレス金型を開発することにより、量産工業製品の不良品の発生を未然に防ぎ、インプロセスで自動化された品質保証を可能にする生産システムの確立を目指す。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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