概要 | 近年において,環境保護の観点から植栽コンクリートが法面等に多く用いられるが,ポーラスコンクリートが半永久的に留まることになるので,維持管理に多大な労力と経費が必要となる.本研究で開発する植栽ブロックは,一般的な植栽ブロックと異なり,予め作成したブロック上に播種した種子を発芽させ,施工後に植物の生育とともにブロックが崩壊し土壌に還元される「土壌還元型植栽ブロック」である.特に結合材となるセメント以外は,入手が容易な材料や廃棄物を有効利用しているため,自然環境に悪影響を与えない新たなブロックとして実用が可能で
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