アドレノメデュリンの抗炎症作用を利用した医薬品の開発
研究代表者 |
北村 和雄 宮崎大学, 医学部, 教授
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研究期間 (年度) |
2006
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概要 | アドレノメデュリン(AM)は1993年に本研究代表者らにより発見された強力な降圧作用を有した52個のアミノ酸からなる新規生理活性ペプチドである。AMの発見とその後の研究により、AMによる新たな循環調節機構が明らかとなり、AM自体は循環器疾患の治療薬として極めて有望である。一方、AMには抗炎症作用等の臓器保護作用があることが明らかとなり、抗炎症薬としての可能性が示唆されている。本課題では最近明確となってきたAMの抗炎症・臓器保護効果を利用して、疾患モデル動物で有用性が証明されている、炎症性腸疾患等の難治性疾
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