研究代表者 |
池田 正浩 宮崎大学, 農学部, 助教授
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研究期間 (年度) |
2006
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概要 | 成人において、急性腎不全の死亡率は50%を超える。また、腎移植後に急性腎不全が発症する頻度は非常に高く、発症した場合、移植腎の約30%に遅延型拒絶反応が起こる。これらの理由から、急性腎不全の発生を抑えることが臨床上強く求められている。しかしながら、現在のところ急性腎不全の特異的な治療薬は無い。最近になりチロシンキナーゼなどの酵素が急性腎不全の発症と深く関わっていることが明らかになってきた。本研究では我々が特許を公開しているチロシンキナーゼ阻害薬を含めて、いくつかの酵素阻害薬について、急性腎不全モデルを用い
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