バキュロウイルスを用いた難治性白血病ATL治療法の開発
研究代表者 |
中畑 新吾 宮崎大学, 医学部, 助手
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研究期間 (年度) |
2006
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概要 | 遺伝子治療法は現行療法の限界を超える新規療法として期待され、新しい開発が行われている。これまでの外来遺伝子の導入方法として主としてウイルスベクターが用いられてきたが、中和抗体の問題や、染色体への挿入などいろいろな欠点が知られてきておりその限界が指摘されるようになった。昆虫を宿主とするバキュロウイルスは、これまでたんぱく質の産生法の一つとして使われてきたが、近年、哺乳動物細胞でも、複製せず、かつ効率良く外来遺伝子を導入できることがわかり、このバキュロウイルスを用いて、今回成人T 細胞白血病(ATL)をターゲ
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