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音楽を奏でられる水の楽器の試作と評価

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

中園 与一  宮崎大学, 工学部, 教授

研究期間 (年度) 2006
概要a. 雨だれの音、せせらぎ等、水は人の心に癒しを与え、水琴窟も水滴の滴る音、その共鳴音が織りなす独特な響きで古くから知られている。しかし、音楽までは奏でられない。研究者は、この気泡音と共鳴音を音響の面から捉え、独自の共鳴管を開発、3オクターブ半の音域を持つ楽器を創出した。「水の発する音の利用」、「音楽が演奏出来る」、「癒し効果」等に新規性、独自性を有する。 b.1999 年には、その母体となる水の楽器を試作した。更に、ジェット水流、気泡などの音源、共鳴管と水没管の長短と共鳴音の関係、上昇気泡と落下気泡の相互作用等、水の楽器としての様々な研究を進めてきた。 c. 今回、実用化の最終段階として、共鳴管の長さと水面に沈む管(水没管)の長さの関係と発生音に強弱をつける技術を完成させ、試作と評価試験を実施する。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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