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飲料水中に含まれるヒ素のオンサイト分析装置の開発
研究課題
産学が連携した研究開発成果の展開
研究成果展開事業
地域事業
地域イノベーション創出総合支援事業
シーズ発掘試験
研究代表者
戸田 敬
熊本大学, 大学院自然科学研究科, 助教授
研究期間 (年度)
2006
概要
飲料水に含まれるヒ素の許容濃度は,以前は50 ppb (μg/L)であったが10 ppbに改められた。米国でも,この規制が2006 年に施行されたばかりである。しかし,地下水等には元来天然由来のヒ素が含まれており,その濃度は酸化還元雰囲気や共存物質によって変化する。従って,上水場では低レベルのヒ素を常時あるいは間欠的にモニタリングする必要がある。本試験研究では,各上水施設に設置できるよう比較的安価で簡便でありながら 低レベルのヒ素の検出が可能な自動分析装置の提供を目的とする。