研究代表者 |
桑原 一彦 熊本大学, 大学院医学薬学研究部
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研究期間 (年度) |
2005
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概要 | 非遺伝性で散発性の乳癌の発症機構はDNA修復異常が関与していることが示唆されるものの、これまでほとんど明らかにされていない。申請者らは、GANP分子が乳癌発症に関与している可能性をGANP欠損マウスの作成によって示し、さらに多数の臨床検体の解析から乳癌におけるヒトGANP遺伝子のミスセンス変異のhot-Spotを見出した。本研究では、このhot-Spotを検出するための新たなキットの開発のための基礎実験を行い、本邦で増加傾向にある非遺伝性乳癌の早期診断にGANPミスセンス変異の検出が有用であることを示す。
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