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キトサンの美白効果に関与する遺伝子の同定とその標的遺伝子を用いたスクリーニング法の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

林 善彦  長崎大学, 大学院医歯薬学総合研究科, 教授

研究期間 (年度) 2006
概要新規性・独創性:スイート病(急性熱性好中球皮膚症)と診断された症例で、キトサンが皮膚の着色改善作用(いわゆる美白効果)を有することの発見に基づき、皮膚の美白効果に関与・関連する遺伝子をcDNA マイクロアレイとリアルタイムPCR 法によって同定する。次に、その標的遺伝子をターゲットとしたスクリーニング系を構築するもので、新規な評価系の確立およびそれを用いた新規な美白化粧品の検索が可能となる。 実用化の可能性:ヒトにおけるキトサンの美白効果は確認しているので、その遺伝子レベルでの作用機序の解明は容易と考えられる。従って、スクリーニング法の実用化は容易に行えると判断する。 実施内容とその目標:美白効果に関連する遺伝子の同定を遺伝子の発現増強と抑制系によって証明する。このことを美白効果のスクリーニング法実用化のための基本データとして活用し、新規なスクリーニング系を確立する。市販あるいは新開発の種々の化粧品(素材)の美白効果の新規スクリーニング法として、コンタクトラボなどの受託機関へのライセンス、化粧品メーカーへのライセンスあるいはベンチャー企業の立ち上げなどが目標である。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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