有機分子およびポリマー物質により構成される光電変換ナノデバイスの創製と学理
研究代表者 |
太田 信廣 北海道大学, 電子科学研究所, 教授
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研究期間 (年度) |
2009 – 2012
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概要 | 本研究・交流の目的は有機分子、新奇のポリマー、ナノ材料を用いて、効率的な有機発光ダイオード(OLED)や色素増感太陽電池(DSSC)といった次世代のための光電変換ナノデバイスの基礎研究および開発を日本側と台湾側が協力して行うことである。合成した種々のポリマーや有機増感剤を用いて作成されたEL素子や太陽電池の特性の評価、それらの光電変換デバイス機能の機構解明、および用いた物質材料の評価を行い、OLEDやDSSCに関する高効率で安定な光電変換ナノデバイスの設計、開発に必要な情報を得る。本研究交流で得られる知見を元に発光機構や光電変換機構が解明され、効率的で耐久性に富んだ発光デバイスや光起電デバイスの創製への指針を得ることができると期待している。
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研究領域 | ナノデバイス |