局所表面プラズモンの飽和効果の探求と超解像顕微法への応用
研究代表者 |
庄司 暁 大阪大学, 大学院工学研究科, 助教
|
研究期間 (年度) |
2011 – 2014
|
概要 | 本研究は、プラズモニックナノ粒子が有する新奇な光学特性に基づく超解像顕微技術を開発することを目的とする。金属ナノロッドのプラズモニック光吸収過程における飽和効果について異方性、発光特性も含めて評価し、さらにこの飽和効果を積極的に応用した超解像顕微法の新しい原理を創出する。日本側は各種金属ナノ粒子の作製とその基礎的な光学特性評価を行い、台湾側は光学顕微鏡による評価と超解像顕微法への検討を行う。双方の研究チームが相互補完的に取り組むことで、材料科学、バイオ科学、医学をはじめとする様々な分野において極めて有用な顕微・分析技術となる超解像光学顕微鏡技術の創出が期待される。
|
研究領域 | ナノデバイス |