バイオメディカル応用を目指したシリコンナノワイヤ電界効果トランジスタのバイオ分子表面修飾
研究代表者 |
山下 一郎 奈良先端科学技術大学院大学, 物質創成科学研究科, 教授
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研究期間 (年度) |
2011 – 2014
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概要 | 本研究は特別な前処理が不要で、疾病等を実時間で検出または診断する超高感度なシリコンナノワイヤ電界効果トランジスタ(SiNWFET)バイオセンサを実現することを目的とする。 具体的には台湾チームが高感度でかつ安定なSiNWFETを作製して、これをベースにバイオセンサ装置を構築し、日本チームは、できあがったバイオセンサの要であるシリコンナノワイヤ部に、アプタマーペプチド(固体表面を選択的に認識する短いタンパク質)を用いて抗体などを高効率に結合させる技術を構築する。これによりバイオセンサの高感度・高性能化を実現する。 双方の研究チームが相互補完的に取り組むことで、将来必須となるエレクトロニクスと分子診断技術を統合したバイオセンシングのための新規基幹技術を完成させる。
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研究領域 | ナノデバイス |