研究代表者 |
堀川 洋 帯広畜産大学, 畜産学部
|
研究期間 (年度) |
2005
|
概要 | 本研究では「花粉ベクター法」を用いて、シンテッポウユリの雄しべ形態形成遺伝子(LFAG)の発現を抑制するアンチセンス遺伝子を組み込むことによって、花粉のない新タイプのユリの作出を目的とする。従来のユリでは、花粉が飛散するため花が汚くなり、衣服や部屋を汚してしまう欠点があった。新タイプのユリが作出できれば、消費者にとって魅力ある商品が提供できるので実用化は可能であり、またバイオ技術による新たな品種改良法を導入することによって今後の花卉園芸産業の活性化に貢献できる。
|