新規粉体反応を利用した高輝度GaN粉末蛍光体の開発研究
研究代表者 |
嶋田 志郎 北海道大学, 大学院工学研究科
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研究期間 (年度) |
2005
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概要 | Ga2O3とカーボンの粉末反応で発生するGa2OガスをNH3で窒化する新規GaN結晶成長プロセスに基づき、形状・形態が異なる単結晶、多結晶体GaNを作製するプロセスを確立し、高結晶性で球状の数ミクロン~数十ミクロンサイズのGaN粉末を作製する。このため、GaN粉末結晶の作製プロセス因子(反応因子・成長因子)を明らかにして、これら因子を制御することで、目的とする高結晶性GaN粉末を作製し、優れた発光特性を有する高輝度GaN蛍光粉末を開発する。本技術において、装置が簡単で反応制御も容易なことから、スケールアップが可能となる。従って、この試験研究で得られた研究成果をベースにして、大型装置でのGaN蛍光粉末製造へと展開し、実用化へ向けての見通しを得る。
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