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道内産業活性化のための道産品の特色を生かした食品開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

岩波 俊介  苫小牧工業高等専門学校, 物質工学科

研究期間 (年度) 2005
概要これまでのハスカップを利用した製品は,果実を直接利用した物や,果汁を利用したお菓子やワイン、ジャムなどが主流であった。本研究においては,ハスカップ成分やハスカップビネガーの成分(ハスカップ果汁は,糖度が13%程度含まれており,また有機酸に関してはクエン酸を主として,リンゴ酸や酒石酸も含まれている.)を濃縮固化したタブレット又はパウダーを作成し,疲労回復に有効なサプリメントや,焼酎等の酒類や炭酸ソーダ等に溶解してハスカップ本来の色や香り,アイヌの人たちが不老長寿の薬として珍重した成分等を楽しみながら疲労回復につながる製品の作成を目指す。さらに,これらのハスカップ成分と道内産の規格外野菜を組み合わせた,食品の作成を目指し,地元産業の活性化,ならびに北海道ブランドの新規開拓を目指す。現在,オルソン(株)(峯田哲也、恵庭製造部・副工場長、本社札幌)よりハスカップの成分と道産の規格外野菜を組み合わせた場合の,珍味菓子の製造依頼を受けており形状等が確定すれば,これまでにない購買層への新規食品の販売につながることが期待されている。試験サンプルの味覚検査については10代後半から20代の青年層に好評であった。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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