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電磁波を利用した、次世代創薬の鍵を担う糖鎖の新規合成法の開発と応用

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

清水 弘樹  産業技術総合研究所, 糖鎖工学研究センター(北海道センター)

研究期間 (年度) 2005
概要申請者らは、電磁波を化学合成反応に用いる一連の研究によって、糖ペプチド合成の飛躍的高収率化や、入手容易なメチルグリコシド体を材料とした新規糖鎖反応の発見などの成果を挙げ、報告した。この研究の過程で、電磁波が効率的加熱効果を有するだけでなく、分子を官能基レベルで活性化させ、今まで起きないとされていた糖鎖合成上有益な化学反応を引き起こす可能性を見出した。これらの知見を基に、電磁波照射効果のより詳細な効果を検証・解明し、糖鎖合成反応の迅速化・省エネルギー化・低環境負荷化等、電磁波を用いた新しい糖鎖合成手法の開発と実用化を目指す。特に、今後創薬の面で「鍵」となると考えられているが、産業レベルでの合成が依然困難である糖鎖にスポットを当てることにより、薬品業界をはじめとする産業界への普及を見込んでいる。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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