RTK-GPSを利用した知床横断道路の統合型保守・管理支援システムの開発
研究代表者 |
鈴木 聡一郎 北見工業大学, 工学部機械システム工学科・SVBL
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研究期間 (年度) |
2005
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概要 | 知床半島が世界遺産に登録され、自然保護を含めた保守・管理方法に注目が集まっている。また、従前より4月中旬から実施されている知床横断道路の除雪作業は、危険性が非常に高いうえ自然環境を一部破壊する恐れもあり、作業技術の改善が期待されている。そこで本試験研究では、RTK-GPSによるデジタル地理情報を核とした「広域自動測位システム」、「保守・管理用バーチャルビジョンシステム」、「除雪オペレータナビゲーションシステム」、「自動除雪システム」で構成される統合型保守・管理支援システムの開発を目標とする。その中でも本申請では、統合型システムの中で最も重要となる「広域自動測位システム」を開発し、「保守・管理用バーチャルビジョンシステム」の試験運用を実施し、実用性を検証する。
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