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フレキシブルな超音波伝送線路を備えた超音波手術器の開発と応用

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

足立 和成  山形大学, 工学部

研究期間 (年度) 2005
概要従来、脳外科や眼科、泌尿器科などで使用されている超音波手術器は、柔軟性の無い固体の伝送線路上に大振幅の超音波振動を伝搬させるか、超音波を水中で伝搬させ、患部に収束させることでその治療を行なうものであり、術域や適用例が限定されていた。本研究は、ファイバー内視鏡の同軸上に内装できるような、柔軟な超音波振動伝送線路に大振幅の超音波振動を伝搬させ、その先端に取り付けられた切開具を振動させ、結石や生体組織の破砕やその吸引を内視鏡観察下で行なえる手術器を開発しようとするものである。この手術器が完成すれば、超音波手術の適用範囲が飛躍的に広がり、患者の負担を大幅に軽減できる可能性がある。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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