双極性型有機薄膜トランジスタ(ambipolar OTFTs)のガスセンサへの応用に関する試験研究
研究代表者 |
馬場 守 岩手大学, 工学研究科, 教授
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研究期間 (年度) |
2006
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概要 | フタロシアニン系有機半導体材料を用いた大気中安定動作の双極性型有機薄膜トランジスタ( ambipolar OTFTs)を用いて、大気汚染物質であるNOx、SOxや、燃料電池用の燃料ガスである水素ガス流量を精密に制御するためのガス濃度を検出するための高感度ガスセンサを開発することを目的とする。すでに実用化されたガスセンサも市場で入手できるが、有機材料でセンサ部と駆動用トランジスタを一体化した安価で環境にやさしいデバイスの出現は、これからの市場、とくに持続的社会を目指す市場から強く期待されている。
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