研究代表者 |
伊藤 歩 岩手大学, 工学研究科, 助教授
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研究期間 (年度) |
2006
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概要 | 本研究では、下水汚泥に含まれる様々な有害物質を除去するための手法を検討し、下水汚泥の緑農地利用を目的とした新規無害化技術の開発を目指す。近年、重金属類や病原微生物に加え、特に内分泌撹乱物質や医薬品による汚泥リサイクルを通じた環境汚染が国内外を問わず懸念されているが、それらの制御技術はまだ確立されていない。今後、CO2 排出抑制とリサイクルされる下水汚泥の安全性向上が益々要求され、焼却や溶融以外の汚泥無害化技術が不可欠となり、その実用化の可能性は高いと考えられる。
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