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多糖を利用した歯垢形成抑制剤の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

吉田 康夫  岩手医科大学, 歯学部, 講師

研究期間 (年度) 2006
概要う蝕や歯周病の原因細菌は歯垢と呼ばれるバイオフィルム中に存在し、その病原性を発揮する。口腔内においてバイオフィルムの形成は、特定の限られた種の口腔内細菌によって開始され、その後多くの種の細菌が蓄積して成熟する。初期のバイオフィルムを構成する細菌の多くはレンサ球菌であり、その菌体表層に局在するレセプター多糖(RPS)は、他菌のレクチン様タンパク質と結合し、この相互作用が初期バイオフィルム形成に関与している。一方、水溶性RPSは浮遊細菌のRPSを介した異種菌間共凝集を阻害することが知られている。本研究では、口腔内細菌に実際にバイオフィルムを形成させ、数種類の水溶性RPSを用いて歯垢形成抑制効果を明らかにし、臨床応用の可能性を検討する

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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