研究代表者 |
山口 留美子 秋田大学, 工学資源学部, 助教授
|
研究期間 (年度) |
2006
|
概要 | 本課題で提案する液晶表示素子は、CRTやプラズマディスプレイのように、自発光型であることに新規性・独創性がある。液晶中に蛍光物質を溶解し、バックライトとして励起光源を用いるが、近年の有機EL開発で合成された高輝度発光材料、紫外線発光ダイオードや半導体ブルーレーザの量産化と価格低下による励起光源への応用により、実用化の可能性は高まったと考える。本申請課題では、励起光を用いた白色発光のみならず、周囲光を利用した光散乱による白表示をその機能に加えることにより、直視型表示と明所における視認性の向上、消費電力のさらなる低下を目標としている。
|