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カテーテル先端装着用小型3軸力センサの開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

長南 征二  秋田県立大学, システム科学技術学部, 教授

研究期間 (年度) 2006
概要近年,患者に対する負担を低減する低侵襲治療が注目されており,その代表的なものにカテーテルを用いた体内管腔部の治療がある.現在のカテーテルは,カテーテル根元での手応えとしての力情報と,超音波により得られる視覚情報から体内でのカテーテルの状態を判断している.現状ではカテーテル操作に際して常に体内を過剰刺激する可能性があり,カテーテル先端の臓器への過剰挿入による医療事故もしばしば報告されている.その操作には熟練を要し,的確に操作すするうえでカテーテル先端の体内壁に対する接触情報を詳細に得ることのできることが望まれている.以上に鑑み本研究は,カテーテル先端の体内壁との接触力,および先端の体内壁に対する全方位姿勢を計測する,円筒状カテーテル先端装着小型3軸力センサを試作,センサのプロトタイプを用いて実験室レベルならびに臨床試験を行い,その計測特性を確認しセンサの実用化を目指すものである.

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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