研究責任者 |
佐藤 昇志 札幌医科大学, 大学院医学研究科, 教授
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研究期間 (年度) |
2002 – 2005
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概要 | 日本人のもつ遺伝子に適合したヒト白血球抗原を特定して癌治療・予防ペプチドワクチンを世界に先駆けて開発。癌の多くを占めている大腸癌、乳癌、肺癌などの上皮性腫瘍や滑膜肉腫などに対し有効とされ世界的にも注目。癌ワクチンは副作用がなく、患者への負担も少ない点で期待も大きいが、治療のほか癌予防につながる点で意義深い。大学等における臨床試験と並行して、癌免疫関連の検査技術や投薬前の遺伝子診断技術の開発を進めて、システムの確立を目指す。
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