骨髄幹細胞を用いた神経再生医療へ向けた実用化研究開発
研究責任者 |
本望 修 札幌医科大学, 医学部医学科, 教授
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研究期間 (年度) |
2003 – 2006
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概要 | ヒト骨髄細胞群の中には神経系細胞へ分化する幹細胞が含まれており、この幹細胞を同定し、脳梗塞動物モデルにおいて脳神経再生に極めて有効であることを世界に先がけて見出した。この細胞は静脈投与することによって、脳の患部に到達させることができる。この細胞を用いて、従来困難だった脳神経の再生によって脳梗塞、痴呆、パーキンソン病等の脳神経変成疾患を治療する技術の開発を目指し、神経再生医療への道を拓く。
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