グリーンエンジニアリングによるカーボンナノコイル、ナノチャプレットおよび関連材料の大量合成と高度機能複合材料の開発研究
研究責任者 |
中山 喜萬 大阪府立大学
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研究期間 (年度) |
2001 – 2004
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概要 | カーボンナノチューブは、鋼に比べ5倍強く重さは1/5、また810A/cm2の高気密電流を通すなど極めて特異な性質を持つ。本プロジェクトでは、環境に最大限配慮(グリーンエンジニアリング)し、直線状、コイル状、周期的に膨らみを持つチャプレット状など各種カーボンナノチューブを大量に合成するプロセス技術を確立し、その要素技術を事業化すると共に各種サイズのナノコイル、各種形状の数珠玉をもつナノチャプレット、ブラシ状ナノチューブフィルムを製品化する。また、これらの素材と樹脂との複合化技術を開発し素材の特性や形状を活用した強靭かつ軽量で電気伝導性および熱伝導性に優れ、しかも成形容易な高度機能複合材料を製品化する。
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