研究責任者 |
遠山 正彌 大阪大学, 大学院医学研究科, 教授
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研究期間 (年度) |
2002 – 2005
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概要 | 弧発性アルツハイマー型痴呆(SAD)は、治療開始が早期であるほど痴呆の進行を抑える治療効果が高いとされている。現在行われているSAD診断法は特異性が低く、脳脊髄液での測定のため、早期診断が難しい。本研究は、SADの発症原因と考えられるPS2遺伝子異常スプライシング産物を血液中から検出するシステムを開発し、SADの早期診断法として確立することを目指す。より簡便に行える血液での診断が可能になれば、スクリーニング等としても利用でき、早期診断によるSAD医療の中心的役割を果たすものと期待される。
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