実験動物各臓器や培養細胞に対して遺伝子・タンパク質・薬剤をピンポイントに送達する中空バイオナノ粒子の開発
研究責任者 |
黒田 俊一 大阪大学, 助教授
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研究期間 (年度) |
2003 – 2006
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概要 | B型肝炎ウィルス表面抗原を酵母によりナノサイズの中空粒子として大量生産させ、遺伝子・タンパク質・薬剤を封入して生体内でヒト肝臓特異的にピンポイント送達できる担体「中空バイオナノ粒子」をこれまでに開発してきた。本課題では、同粒子のヒト肝臓特異性を改変して、実験動物及び培養細胞において任意の組織及び細胞に上記物質をピンポイント送達できる改変型粒子シリーズを作製し用途拡大を図る。そして、従来の遺伝子治療用ベクターと同様に最終的には本粒子の医療分野への応用を目指す。
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