担子菌ゲノムマイクロアレイ技術による迅速・網羅的環境モニタリング
研究責任者 |
割石 博之 九州大学, 大学院, 教授
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研究期間 (年度) |
2002 – 2005
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概要 | 本提案は、化学物質のモニタリングを行うDNAチップに関し、担子菌が芳香族化合物を分解する機能を利用し、環境汚染物質に対して発現する代謝応答をDNA分析し化学物質を同定するものである。本提案によればDNAチップに検体を添加処理し、遺伝子発現動態をレーザ蛍光スキャナーで可視化、環境応答遺伝子データベースと比較することで分析時間の大幅な短縮が可能となる。環境応答遺伝子DBのライブラリ拡充により1回の測定で網羅的にモニタリングすることが可能である。
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