ナノ集合体を用いる高効率生体機能解析法の確立-簡易遺伝子診断の実用化を目指して-
研究責任者 |
後藤 雅宏 九州大学, 大学院, 教授
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研究期間 (年度) |
2003 – 2006
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概要 | 逆ミセルと呼ばれるナノ分子集合体を利用した遺伝子変異の簡易検出法を実用化する。有機溶媒と界面活性剤を調整して形成させたナノオーダーの微水空間の中にDNAを溶かし込むと、溶け込んだDNAの配列に1カ所でも異常(変異)があると、そのハイブリダイゼーションの形成速度が大幅に低下することを見いだした。本研究では、このナノ集合体を用いた遺伝子変異検出法の確立を目指す。
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