研究代表者 |
小川 泰亮 聖マリアンナ医科大学, 客員教授
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研究期間 (年度) |
2001 – (非公開)
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概要 | 低身長に悩んでいる小人症の子供の治療にヒト成長ホルモン(hGH)が用いられている。通常、水溶液の状態で注射されるが、hGHが急激に高濃度で血中に入るため頭痛などの副作用が起こる。その上、hGHは血中での寿命が長くないため短時間で消失してしまう。そこで連日の注射が必要となり、患者の苦痛は避けられない。これを解決するため、hGHを特殊なマイクロカプセルに閉じ込めたものを注射し、注射直後からhGHを徐々に溶出させるようにすると2週間に1回の注射で済み、副作用も回避できる製剤を開発する。
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