ヒメダカ生態毒性試験の標準化・高度化・簡易化に関する研究
企業責任者 |
ロシュ・ダイアグノスティックス(株)(旧実施企業:ジーンフロンティア(株))
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研究期間 (年度) |
2004 – (非公開)
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概要 | 「化審法」の改正(平成16年4月)により、化学物質の動植物への影響に着目した審査・規制制度が導入された。既に影響評価に関するマニュアルが作成されており、標準手法として認知されているが、再現性の確保という点で問題が指摘されており、さらに単に指標生物の生死のみで評価を行う点が疑問視されている。本研究では、指標生物種で唯一DNAマイクロアレイが作製されているヒメダカに焦点を絞り、当該マニュアルの検証、再現性に影響を与える要因の解明を行う。また、モデル化学物質をヒメダカに曝露して化学物質応答遺伝子発現データベースを構築し、新規化学物質の影響評価を可能にする。最終的には、影響評価に有効な遺伝子を集め、ヒメダカ毒性試験用簡易DNAマイクロアレイを作製することを目的とする。
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