高耐久性を有する次世代超小型補助循環システムの実用化開発
企業責任者 |
三菱重工業(株)
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研究期間 (年度) |
2006 – (非公開)
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概要 | 我が国の心疾患患者数は増加傾向にあり、毎年約16万人が死亡し死因の第2位を占めている。1999年2月には我が国での心臓移植が再開したが、以降2009年5月時点までに国内で心臓移植に及んだのは64例に過ぎず、特に我が国では有効な治療手段となる以下の補助循環システムの開発が急務である。(1)有効な1次救命手段としての救急用医療機器(体外設置心肺補助装置)の整備(2)心臓移植までのブリッジとして使用する、長期に渡って安全で且つ高いQOL(Quality Of Life)が実現可能な体内埋込型左心補助循環システムの開発(3)心臓移植が受けられない症例等に対する、再生型治療による新規治療手法を実現するための体内埋込型左心補助循環システムの開発本研究では、当社で開発済みの非接触・制御システム不要である動圧軸受採用の軸流型ポンプをベースに、超高耐久性・高信頼性を有する超小型体内埋込補助循環システムを実現し、動物実験等により生体適合性を検証する。
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