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TGF-β及びMMP9転写前阻害点眼剤の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 永瀬 浩喜  千葉県がんセンター
研究期間 (年度) 2010
概要眼科領域の感染や外傷、手術による線維化や炎症状態は後天的な視力障害という社会的問題を引き起こす。本研究は、DNA 認識化合物を用いた点眼剤治療法を開発し、病変部特異的にゲノム制御系を変化させ病因遺伝子の発現を調節することで炎症細胞などの増殖性、浸潤性等を抑制する治療法を開発し、この問題を解決する。既に TGF-βと MMP9 を標的とする化合物による点眼治療法の特許化、動物実験による効果を確認している。また、ヒトに対する TGF-βと MMP9 を標的とする化合物についても細胞レベルではあるが、標的遺伝子を抑制する化合物を合成し、確認できた。今後、化合物の GMP レベルでの大量合成法を開発し、新規合成法でリードコンパウンドを合成、化合物特許を取得し、その薬効や物性・毒性試験を行い、GMP・GLP グレードの前臨床試験、臨床試験に向けたステップを進める。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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