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サブ波長金属縦壁構造によるテラヘルツ波帯光学素子の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 鈴木 健仁  茨城大学
研究期間 (年度) 2011
概要現在、0.1-10THz付近のテラヘルツ波帯では、光源や検出器とともに、光学素子が発展途中であり、充実が求められている。代表的なテラヘルツ波帯のレンズとしては、屈折率n=1.52の高密度ポリマーレンズ、n=1.56のTsurupicaレンズ、n=3.41のシリコンレンズがあげられる。レンズの屈折率を電磁メタマテリアルにより制御できれば、設計の自由度の増大と産業応用の面での意義が大きい。本研究では、金属溝周期構造(コルゲーション)による遅波構造を用いたレンズの提案、及び解析によりテラヘルツ波帯での集光効果と金属溝周期構造のパラメータによる焦点距離の変化を確認した。波長に対して大規模なレンズの周期モデルによる設計に向け、周期モデルの位相遅れと全構造解析の焦点距離の変化の定性的な一致も確認した。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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