研究責任者 |
堀辺 忠志 茨城大学, 工学部, 教授
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研究期間 (年度) |
2011
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概要 | 本研究の目的は、打撃加振の応答から構造部材内に存在する欠陥を非接触かつ高速に検出するシステムの開発である。さらに、本研究では、欠陥検出精度向上のために、複数のセンサを組み合わせるとともに得られた固有振動数にマハラノビス判別法を適用し、より高精度な欠陥検出システムを開発することである。その結果、複数センサ信号処理システムの構築、判別システムの開発が達成された。このシステムを、亀裂を有する平板に適用したところ、判別精度の向上が見られた。今後は、複雑形状をもつ機械部品への適用およびリアルタイム検出を要望している実際の生産現場での利用である。
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