研究責任者 |
小柳 滋 立命館大学, 情報理工学部, 教授
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研究期間 (年度) |
2011
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概要 | 本研究では、違法情報をフィルタリングする方式として、ブラックリスト方式とコンテンツベースによる方式を組み合わせたハイブリッド型違法情報フィルタリング手法の開発に取り組んだ。本成果として、ブラックリスト方式の汎用性を向上するための有害なドメインを自動的に収集するシステムを開発し、約93.78%の精度で収集することができた。また、コンテンツ方式よりも高速なフィルタリング手法の実現を目指し、従来方式と比較してほぼ同等の判別精度で約6倍の高速化に実現した。今後は、本研究成果の一部をシステム化し、ブラックリストの自動生成するシステムを開発し、有害情報フィルタリングを開発する企業の辞書構築支援ツールとして展開する可能性があるかを検討する予定である。
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