体系的番号 |
JPMJPR0537 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJPR0537 |
研究代表者 |
由井 宏治 東京理科大学, 理学部, 講師
|
研究期間 (年度) |
2005 – 2008
|
概要 | 赤外吸収やラマン散乱など、分子の振動状態を測定する振動分光法は、分子の局所的な環境や構造情報を敏感に反映するため、反応追跡や構造決定の重要なツールです。一般に赤外吸収やラマン散乱の効率は、分子骨格を取り巻く電子の分布状態で分子固有に決まりますが、本研究で用いる新しい手法では、新たに電子を分子に付加することで分子の分極率を変化させ、赤外吸収やラマン散乱能を飛躍的に高めることできます。この手法により、細胞内といった局所環境における生体高分子など、極微少量のサンプルの構造解析や反応追跡に革新的な分光技術をもたらすことが期待できます。
|
研究領域 | 構造機能と計測分析 |