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低品位炭とバイオマスのタイ国におけるクリーンで効率的な利用法を目指した溶剤改質法の開発

研究課題

国際的な科学技術共同研究などの推進 SATREPS

体系的番号 JPMJSA1304
DOI https://doi.org/10.52926/JPMJSA1304

研究代表者

三浦 孝一  京都大学, エネルギー理工学研究所, 特任教授

研究期間 (年度) 2013 – 2018
概要新しい溶剤処理で,褐炭や稲わらも簡単に有用な物質に! タイ国を始め東南アジア諸国では、褐炭や種々のバイオマス廃棄物などの低品位な炭素資源の効率的な利用が緊急の課題である。本研究では、低品位の炭素資源を350°C、2 MPa 程度の穏和な条件下で溶剤で処理することによって効率的な脱水と改質を行い、得られたクリーンな改質物から種々の有用な物質を製造することを目指す。それによって、世界中で広く利用できる低品位の化石資源とバイオマスを有効に利用する技術を提唱する。 効率的な資源利用で、地球規模のCO2削減に貢献! 溶剤処理により,褐炭や稲わらの30~70%(炭素基準)が炭素繊維や液体燃料を効率的に製造できる改質物に変換されることがわかった。本研究が進展し、泥炭など低品位炭素資源の効率的な 利用法が東南アジア諸国に広がれば、地球規模のエネルギーと環境の問題解決への一助につながる可能性もある。
研究領域環境・エネルギー(地球規模の環境課題)

報告書

(3件)
  • 2018 事後評価書 ( PDF )   終了報告書 ( PDF )
  • 2016 中間評価書 ( PDF )

URL: 

JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2015-09-30   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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