食料安全保障を目指した気候変動適応策としての農業保険における損害評価手法の構築と社会実装
体系的番号 |
JPMJSA1604 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJSA1604 |
研究代表者 |
本郷 千春 千葉大学, 環境リモートセンシング研究センター, 准教授
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研究期間 (年度) |
2016 – 2022
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概要 | 空間情報を駆使した効率的な損害評価方法の構築と社会実装 水稲の農業保険制度を開始したインドネシアを対象に、“気候変動の適応策である農業保険の向上・改善を支援することにより農業保険が広く普及し、将来的には国際規模の食料安全保障に貢献すること”を目標としている。そのために、農業保険制度の中核となる損害評価を、衛星、ドローン、GIS等の空間情報を駆使して客観的、効率的、広域的に評価可能な新たな手法を確立し、社会実装の実現を目指す。 気候変動適応策としての農業保険の強化と持続的農業の実現 衛星・ドローン等を活用することにより、従来の目視に依存する評価法と比べて機動的な損害評価手法が構築される。東南アジアのニーズに合った農業保険の改良と普及を通し、気候変動による農業生産者の経済的損失が軽減され、持続的生産のための支援体制の確立と食料安全保障の実現に寄与する。
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研究領域 | 環境・エネルギー(地球規模の環境課題) |