体系的番号 |
JPMJRX16B1 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJRX16B1 |
研究代表者 |
三成 寿作 大阪大学, 大学院医学系研究科, 助教
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研究期間 (年度) |
2016 – 2019
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概要 | 近年、先端生命科学における目覚しい技術革新と実用化に対する期待が高まる一方で、用途の両義性(デュアルユース)や、倫理的・法的・社会的影響(ELSI)の問題が問われている。先端的な生命科学技術に対する善・悪といった単純な二元化の問題や、制度間で整合性の取れていない法規制やガイドラインとその解釈の幅がもたらす過度な事前警戒的な対応は、イノベーションに向けた研究開発の推進を阻害してしまう可能性がある。 本プロジェクトでは、社会的配慮や客観性、透明性を担保しながら技術革新に対する自由を尊重する「プロアクショナリー(行為支援的)」という概念を手がかりに、パーソナルゲノム研究、ゲノム編集技術、合成生物学を対象として、日本社会の実情に見合った生命倫理原則の提唱と、オープンイノベーションに向けた倫理観と政策形成の共創モデルの提案を目指す。
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研究領域 | 科学技術イノベーション政策のための科学 |