体系的番号 |
JPMJMI17A1 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJMI17A1 |
研究代表者 |
熊谷 教孝 科学技術振興機構/公益財団法人 高輝度光科学研究センター, プログラムマネージャー/ 名誉フェロー(~2021年3月)
佐野 雄二 自然科学研究機構, 分子科学研究所, プログラム・マネージャー
|
研究期間 (年度) |
2017 – 2026 (予定)
|
概要 | 粒子加速器は学術、産業、医療等幅広い分野で利用されている。しかし、装置の巨大さと高額な建設費が、その利用普及を妨げる大きな一因となっている。本課題では、従来の加速技術と比べて加速勾配が数桁高いレーザープラズマ加速技術の開発・実用化により、粒子加速器の大幅な小型化と低価格化を達成することで、科学技術創造立国としの基盤技術として、以下の分野への社会実装を 目的とする。 小型電子加速器の実用化で放射光およびFEL利用の利便性を高め、基礎科学から応用までの幅広い研究および新材料や新薬の開発等産業利用で、強力な基盤装置として、学術・産業の発展に貢献。小型イオン加速器の実用化によって、粒子線がん治療器等医療用加速器の導入・運用コストを低減し、既存病院への導入を可能とすることで、高QoLで安価ながん治療等で健康寿命の延伸と医療費の抑制に大きく貢献。 粒子加速用高安定・高出力小型レーザーの実用化により、新しい国産レーザーのレーザー世界市場への参入を可能し、さらに新たな応用市場へのレーザー製品の投入など、日本の産業の拡大発展に貢献。
|
研究領域 | 粒子加速器の革新的な小型化及び高エネルギー化につながるレーザープラズマ加速技術 |