体系的番号 |
JPMJKB1801 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJKB1801 |
研究代表者 |
熊田 孝恒 京都大学, 大学院情報学研究科, 教授
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研究期間 (年度) |
2018 – 2021
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概要 | 本研究は、独居高齢者の社会的相互作用を促進することによって、高齢者のQOL や認知機能の維持・向上を目指す。具体的には、孤食の問題を取り上げる。通信技術とロボティクス技術を用いて、遠隔に住む家族などとバーチャルに食事を共にする(共食)体験を創出する。また、共食時の会話や動作の人工知能技術による解析に基づいて、高齢者の認知社会機能やQOL の低下を検出するための技術を確立する。 日本側チームは高齢者の社会認知機能やQOL の心理学的、情報学的評価と遠隔通信システムのプロトタイプの開発、台湾チームはシステムのユーザビリティの検証や改善とロボティクス技術によるインタフェースの開発を担う。食に関わる文化的な差異にも着目し、それぞれの文化差や個人差に適合したシステムの開発と運用を目指す。
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研究領域 | 超高齢社会における高齢者のケアと支援のためのICT |