体系的番号 |
JPMJRX18H1 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJRX18H1 |
研究代表者 |
鈴木 貴之 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授
|
研究期間 (年度) |
2018 – 2021
|
概要 | 過去10年ほどの間に人工知能研究は大きな発展を遂げたが、真の汎用人工知能はいまだ実現していない。このような現状においては、汎用人工知能の実現における原理的な困難を明らかにすることや、近い将来実現可能な人工知能が持つ可能性を明らかにすることが、社会にとって重要な課題となる。 本プロジェクトでは、人工知能をめぐる過去半世紀ほどの哲学的考察の成果を、研究の現状を踏まえてアップデートし、人工知能を中心とした情報テクノロジーの研究開発および社会実装を論じる際の共通基盤となる概念枠組を構築することを目指す。具体的には、人工知能による広義の徳の実現可能性の考察を手がかりとして、人工知能が有用な道具として人間の能力を拡張する可能性や、人間とは異なる種類の知性として人間と協働する可能性を探る。
|
研究領域 | 人と情報のエコシステム |