災害救助活動のための小型ロボットと先端センサーの協調活用
体系的番号 |
JPMJSC1810 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJSC1810 |
研究代表者 |
田所 諭 東北大学, 情報科学研究科, 教授
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研究期間 (年度) |
2019 – 2022
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概要 | ソフトロボティクスにより、瓦礫上でのロボットの停止、落下、運動、瓦礫内進入について、従来のハードなロボットでは不可能だった高い性能を実現する。Omni-Gripperや能動スコープカメラの技術を応用発展させ、瓦礫形状になじんで変形し、瓦礫をグリップ・リリースし、ソフト材料でエネルギーを消散できる新しい機械システムと、その性能を最大限に引き出すための自律知能動作と遠隔操作、および、瓦礫捜索に十分な耐久性を実現する方法、を重点的に研究開発する。また、瓦礫上投下に必要な絡まらない新パラシュート機構を開発する。さらに、EUパートナーが開発する状況分析情報システムやドローンとシステム統合し、高い要救助者捜索能力を実現するとともに、災害救助専門家と協力して模擬瓦礫におけるフィールド試験で実証する。
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研究領域 | 災害初期対応技術 |