体系的番号 |
JPMJRX19B5 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJRX19B5 |
研究代表者 |
横野 恵 早稲田大学, 社会科学総合学術院, 准教授
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研究期間 (年度) |
2019 – 2022
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概要 | 現在、あらゆる分野でパーソナルデータをはじめとした大量のデータを利活用したイノベーションの創出が期待されており、そのための多くの政策が展開されつつある。一方、データ利用の拡大に伴い、データの収集・流通・利用に関わる倫理的・社会的問題も顕在化しつつあり、データを取り扱う側には、単なるコンプライアンス(法令遵守)に留まらない倫理的・社会的配慮と責任あるデータ利用が求められている。諸外国ではこうした課題への政策的・実務的な取り組みが始まりつつあるが、日本では体系的な検討はほとんど行われていない。 本プロジェクトでは、データの利活用に伴って生じ得る倫理的諸問題を「データ倫理」としてとらえ、問題を明確化するとともに、実態調査や倫理学的分析に基づく体系的なデータ倫理のルールとそれに基づくガバナンスのモデルを提案することでデータ倫理を考慮すべき政策や取り組みに学問的根拠を提供することを目指す。
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研究領域 | 科学技術イノベーション政策のための科学 |